ブルーベリー 単行本 – 2008/4/22
1980年前半の大学生の生活を描いています。
雑誌のポパイとかコンビ、コインランドリーの出始めとか懐かしい感じです。
幸せとは、人が自分を見て幸せと思うかどうかの見栄で生きていた友人が子供ができて変わっていく様子。
バブルとその崩壊。
個人、特に若者の思考には、時代が色濃く映し出されるものなんでしょう。
重松作品で思うことは、必ず酒を飲む大人、それと体が衰えていく中年が必需品なことへの違和感。
そこは、今という時代は変わってきてるでしょう。
子供の体力は落ちて、中高年の体力平均は上がって今ですからね。
日常や時代を鋭い視点で描く点は好きなんですけどね。
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