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<徒然>
ポーランド戦の時間稼ぎには賛否両論があるようです。
賛否が生まれる要因は、ワールドカップを、真剣な競技スポーツと考えるか興行と考えるかの違いだけだと思います。
アメフトで、勝ってるチームが、最後、大差であっても、ニーダウンするのは、相手に対する礼儀もあるそうです。
勝利が絶対であるアメフトでは、負けるリスクを限りなく小さくするのが真剣に戦ってるという証。
大差があるから、ニーダウンをせず、華やかなプレーを見せるということは相手に対する侮辱にもなります。
そんな傲慢さを観客も好みません。
ワールドカップの予選リーグの目的が決勝進出とするならば、西野監督の指示は大正解。
あの場面、日本が点を取れる確率。
コロンビアが失点する確率。
それらを考慮すれば、残り時間、攻撃しないという作戦はリスクマネジメントで正しいものでしょう。
結果的に、西野監督はギャンブルに勝利し、日本チームを決勝リーグに導いたわけです。
一方、ワールドカップを興行と考えるなら、あの時間稼ぎはお客様に失礼。
大相撲で横綱が変化するのが許されないのは、大相撲が競技スポーツではなく興行であるからです。
やっていけないことは、競技スポーツか興行かによって変わってきます。
メジャーリーグも基本的は興行。
打者がストレートを待ってると分かっていても、自分の得意なストレートを投げ込む真剣勝負が興行では求められます。
そこは横綱が変化してはいけない不文律と同じです。
高い金出して見に行って、送りバントや横綱の変化はみたくないという意見。
それは、興行スポーツでは正しいお客様の声です。
ワールドカップが、国別対抗の真剣勝負だとすれば、予選リーグ敗退のリスクを可能な限り小さくするのは、参加者の義務であるべきです。
それでも西野監督の指示が批難されるなら、ワールドカップも興行の要素が強いということ。
やってはいけないことは、そのスポーツ社会が持つ文化で変わってきます。
日大アメフトの犯罪タックル。
あれは、どこの国のアメフト文化でもやってはいけないこと。
関学のチームメイトが、目の前で仲間がやられたのを見て、乱闘にいかなかったのは、アメリカのアメフト文化では許されないこと。
逆に、日本の学生アメフトの社会では、どんな理由があろうとも乱闘は許されないことなんでしょう。
ワールドワイドなサッカーの場合、国ごとに、ワールドカップの意味合いは微妙に変わってくるのでしょう。
日本のマスコミが、あの時間稼ぎを否定的に報道するのは、自虐が好きな日本のマスコミ文化なのかもしれません。
南米では、自国のチームが同じことやって批難する報道が起こらない確率が高いでしょう。
他の国は批難はしても、自分たちの代表の決勝リーグ進出の名采配を讃えそうです。
潔さを美徳とする日本文化では、リスクを冒しても、最後まで攻めて欲しかったというのも理解はできます。
しかし、それは、ワールドカップと言う真剣勝負では無意味。
そう考えるのが正しいように思います。